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知っておこう体力年齢~進行を遅らせるために~
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今回の糖尿病教室では、『糖尿病と高血圧・脂質異常症に関する薬の話』というテーマで、お話をしました。

まず、自身を見つめ直す為に合併症のチェックを行って頂き、今後の生活の上でどのような点に注意していく必要があるか、小さな目標と大きな目標をたてて頂いた所、皆さん大きな目標としてHbA1cの低下を挙げてみえました。

なぜ合併症のチェックを行い目標の見直しを行って頂いたかというと、糖尿病の三大合併症(腎症・網膜症・神経障害)の他にも動脈硬化による大血管症(脳梗塞・虚血性心疾患など)のリスクを伴うからです。動脈硬化の原因も様々ですが、今回は原因の一つである高血圧の治療薬についてお話をしました。その他にも、内服薬の服用タイミングや低血糖時の対応、災害時の対応についてもお話ししたので、以下に簡単にまとめます。

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ⅰ.高血圧治療薬

主な治療薬は3つ。

①レニンアンギオテンシン系阻害薬:
   血圧上昇作用のあるアンギオテンシンⅡの働きを抑えることにより、血圧低下作用を示す。

②カルシウム拮抗薬:
   平滑筋で出来ている血管に直接作用しカルシウムの流入を防ぐことにより血圧低下を促す。

③利尿薬:
   ナトリウムの尿中への排泄を促し循環体液量を少なくすることにより血圧の上昇を抑制する。

各薬剤で副作用は多少異なりますが、どのお薬も低血圧症状に注意をして頂く必要があります。

その他にも、内服薬の服用タイミングや低血糖時の対応、災害時の対応についてもお話ししたので、以下に簡単にまとめます。

ⅱ.内服薬の服用タイミング

食後・食前・食直前・食間などの服用タイミングと、薬の効き方について確認をした上で、α‐グルコシダーゼ阻害薬(セイブル・ベイスンほか)を食直前に服用する理由や、『食間』という服用タイミングについて『食事をしている間』と勘違いされていた方もおられましたので、今回の糖尿病教室を通して再確認して頂けたと思います。

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ⅲ.低血糖時・災害時の対応

低血糖時の対応について、これまでに何度も聞かれていると思いますが、再度確認させて頂きました。近年、東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨など記憶に新しい自然災害も発生しています。いつ起こるかわからない大きな災害に備え、その対応方法についてお話しました。

今回、災害時ハンドブックの希望者が大変多く、災害時の対応に関する関心の高さを実感しました。今後も、皆さんのお役に立てる情報をお伝えしていきます。

次回は、3/15(木)看護師による「糖尿病と感染症」という内容で、糖尿病教室を開催いたします。多くの方のご参加をお待ちしております。

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