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血管年齢を測定しよう

平成30年1月18日に臨床検査課担当の糖尿病教室において「血管年齢を測定しよう」のタイトルで説明を行い多数ご参加下さいました。

開催当日は病院の都合により会場が、岐阜リハビリテーションホームから平野総合病院西2階ホールへ変更となり大変ご迷惑をおかけしました。

今まで臨床検査課が行う講義内容は血液や血糖測定器に関する説明がほとんどでしたが、今回は糖尿病三大合併症である「神経症」「動脈硬化」について生理検査の内容で行いました。

検査希望者には実際に測定して頂き、機器が算出した血管年齢と今の年齢と比較して確認して頂きました。

測定機器は病院で使用している血圧脈波検査装置(フォルム)を使用し、動脈の狭窄・閉塞と動脈の硬さを測定しました。5~10分程度の短時間で服を着たままで、血圧を測るのと同じ感覚で検査ができます。また、血管年齢も表示されるため、 これまで検査を受けられた患者様にも好評でした。検査項目内容はABI検査とPWV検査を測定します。項目の詳細は下記の通りです。

ABI:腕と足の血圧を比較して、足の動脈のつまり具合と血管の弾力性を同時に検査する器械です。血圧は腕よりも足のほうが高く、足と腕の血圧の比(ABI)が0.9以下なら、足の血管が細くなっている可能性があります(閉塞性動脈硬化症:ASO)。

脈波伝播速度(PWV):動脈の中を拍動(脈波)が伝わる速度(cm/秒)を測ることにより、血管の弾力性を判断できます。硬い血管は、土管のように周りが硬くなっているため、脈が血管の壁で吸収されず、スピードは早くなります。一方、柔らかい血管はゴムチューブのように弾力性があるため、脈波が血管壁で吸収されて、スピードが遅くなります。PWVは年齢とともに高くなりますが、1400cm/秒を超えると、血管がやや硬い可能性があります。

今回の糖尿病教室に参加された方で、病院において同様の検査をされた方は数名しかいませんでした。この検査は保険診療で検査が可能で半年に1回は検査可能です。定期的に検査を行い、自分の血管が今どの様な状態になっているのかを確認する意味でもABI・PWV検査を受けることをお勧めします。

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