本文へジャンプ

血糖自己測定と測定器交換のお知らせ

血糖自己測定 SMBG(Self Monitoring of Blood Glucose:エスエムビージー) とは
簡易血糖測定器を用いて、自分で血糖値を測定することです。診察の時に測定した血糖値だけでなく、日常の生活のなかでの血糖値を知ることで、より良い血糖コントロールを目指すことができます。また、低血糖の時やシックデイの時の対応にも重要な指標となります。


SMBGのメリットとしては以下の通りです。

(重篤な低血糖を防ぐ)
測定した血糖値が低い時、早めに対処することで、重篤な低血糖を防ぐことができます。

(インスリンの調節)
測定した血糖値に応じて、インスリンの投与量を調整することができます。

(治療効果の確認)
血糖値の結果で、お薬の量や食事、運動療法などが適切であるか、確認することができます。

(シックデイ)
食事が摂れない時などに、インスリン量を確認して、血糖降下薬を服用して良いかなどの目安にすることができます。

(手術の前後や化学療法前など)
明日の入院とか、即手術の時に、前もって明日の血糖値の準備をすることもできます。SMBGは日本ではインスリン使用者のみが保険適応ですが、認可された薬局では自費で購入可能です。


今回、当院では自己血糖測定器の入れ替えを4月から順次案内しています。新しい測定器の操作手順を説明して測定器本体・センサーをお渡しします。古い測定器の消耗品がなくなり次第、新しい測定器で検査して頂きます。尚、穿刺器具、穿刺針に関しては変更無しの従来通りです。


新しい測定器に交換することで以下のメリットがあります。

  1. 指先の末梢血量が1.0μから0.4μで検査が可能となりました。
  2. 測定範囲が20~600mg/dlから10~900mg/dlと測定幅が大きくなりました。
  3. 測定誤差が±20%から±15%に軽減され、精度が高くなりました。


測定手順


注意点

センサーへの血液点着が「縦方向」から「横方向」に血液を入れる変更となりました。

この測定器は、岐阜大学附属病院、岐阜市民病院などの多くの病院・施設で使用されています。当院で自己血糖測定器を導入された方で、新しい機器の入れ替えがまだの患者さんは、外来看護師にお申し出下さい。交換の対応をします。尚、交換による機器の費用支払いはありませんので、この機会にご利用下さい。

診療科案内

メニュー

医療法人社団 誠広会
平野総合病院
〒501-1192
岐阜市黒野176番地5
TEL:058-239-2325(代)

ページの一番上へ