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リハビリテーション課としての新型コロナウイルス対策

令和2年7月上旬現在、岐阜県内の新型コロナウイルスの感染者数は一時期よりは減少し、落ち着いてきている状況ですが、日本国内でみればまだまだ予断を許さない日々が続いています。流行の第二波、第三波が来る・来ないに関わらず、今後もコロナウイルスと共に生活する状況になることが予測され、長期間にわたってウイルス対策が必要なると思われます。皆がマスクや手指消毒なしで生活する日が来るのはまだまだ先になるかもしれませんが、それまでの間、ずっと人と全く接することがないような生活を送るわけにはいきません。元々、近所のクリニックやデイサービスなどで治療したり運動したりする機会があった方の中には、「密」を避けるために外来通院や通所を自粛していた方も多いと思います。一般的に通所や外来リハビリの場面は高齢者を中心に大勢の人が集まることが多いため、ご利用いただくためには様々な配慮が必要です。

当院においては「密」への対応として、同時にリハビリ室を使用する患者さんの人数を制限しています。元々リハビリテーション室は広いスペースをとっていますが、その広いスペースの中でも患者さんの人数は多くても4名までになるよう予約の人数を制限しています。また、リハビリ室で使用するベッドなどの器具を制限することで、さらに広いスペースを空けられる体制がとられています。これまで午前中は入院・外来の患者さんでにぎわっていましたが、現在は外来リハビリを行う時間帯は入院患者さんのリハビリは病棟で行うようにしており、入院と外来の患者さんの接触を避ける配慮をしています。

それを含め、リハビテーション課で行っている感染予防対策の中で主なものを一部ご紹介します。

基本的な感染対策

  • スタッフの出勤前の検温、体調の確認を行う。
  • スタッフは常時マスクの着用とリハビリ後の手洗いを徹底する。
    また、常時消毒用アルコールを携帯し、こまめな手指消毒をする。
          
  • 食事の際以外はサージカルマスクを常時着用する。
  • 患者さんにマスクを外していただく必要があるリハビリ(嚥下訓練、言語訓練、呼吸訓練等)を実施する場合はマスク、ゴーグル、手袋を着用する。
  • リハビリ開始前の患者さん(および付き添いの方)の検温・体調の確認を実施する。発熱されている場合、普段よりだるい、咳が多いなどの症状がある場合はリハビリを実施しない。
  • 患者さんにもマスクの着用、手指消毒をしてもらう。

    運動内容により熱中症や呼吸困難などの危険性がある場合は、周囲と十分な距離をとっているのを確認した上でマスクを外していただく。

  • リハビリが終了するごとに手指消毒をする。また、ベッド・枕だけでなくスタッフ・患者さんが使用した全ての物品に対し消毒を行う。
    また、外来・入院が入れ替わる昼、夕方には改めて高頻度接触表面の消毒を行う。

    高頻度接触表面 : 訓練マット、車いす、訓練テーブル、椅子、平行棒、訓練用階段、
                                  手すり、エルゴメーター、待合ベンチ、スイッチ類、物理療法
                                  機器、パソコンキーボード等



三密の回避と感染経路を減らすための対策

  • 入院患者さんと外来患者さんの接触を避けるため、外来を実施している時間帯(月曜~土曜9:00~12:50、月曜17:00~)は入院患者さんのリハビリは病棟で行い、リハビリ室を利用しない。
  • 外来担当スタッフを限定し、同時にリハビリ室を利用する人数を多くても4名程度までになるよう予約の人数を制限する。
  • 外来の時間帯以外でもリハビリ室を利用する病棟を限定し、複数の階の患者さんがリハビリ室で接することがないように使用するエリアを分ける。
  • リハビリは病棟担当制とし、スタッフが複数の階を跨いで移動しないようにする。
  • 担当階ごとにスタッフの昼休みの時間帯を分け、大勢で同時に食事をしない。
  • 院内放送による換気を徹底する。※天候・気温によっては常時窓を開けておく。
  • 患者さん間で2m以上の距離が保てるよう、リハビリ室内の使用するベッドや平行棒、エルゴメーターの数を減らし、十分に間隔を取れるようにする。
  • 不特定多数の人のリハビリ室への出入りをなくすため、リハビリ実施患者さん以外の方の入室をお断りする ※特別な場合を除く。やむを得ず入室していただく場合は入室した記録を名簿に残す。

    ※ 7月1日現在の内容を記載しています。効率よくリハビリテーションを提供させていただく為に、今後の状況に応じて制限を調整していきます。


上記以外にも、マニュアルに従って細かな配慮をしています。

人と人とが接する以上、100%感染しない状況にすることは困難かもしれませんが、これらのように細かな配慮をして「感染しない」、「万が一感染があっても広げない」ための最大限の対応をしています。従来から感染症対策を行っておりましたが、更に徹底した対策を行い、安心してご利用いただけるよう職員一同取り組んでおります。ご不安なことやご不明な点、お気づきの点がございましたらお気軽にお声掛けください。


外来リハビリテーションをご希望の方は、まず各診療科を受診しご相談ください。

リハビリ開始までの流れについてはトップページより「外来リハビリテーションの流れ」をご参照ください。

各診療科の診療日・診療時間についてはトップページのメニューより「外来担当医表」をご参照ください。

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