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天然のインスリン イヌリン

この記事を読まれている皆さんは、食事や運動などに注意して生活を日々送っていると思われます。そんな皆さんに「天然のインスリン」と呼ばれるイヌリン(水溶性食物繊維)についてご紹介していきたいと思います。このイヌリンについては度々テレビも紹介されています。


イヌリンとは

菊芋やゴボウ、ニラ、玉ねぎ、チコリなどに多く含まれる多糖類の一種です。

いわゆるデンプンの一種です。

芋 玉ねぎ チコリ

「摂取しすぎると血糖値が上がるんじゃないの?」と思われがちですが、実は人間がイヌリンを分解する酵素を持っていません。

イヌリンは体の中でほとんど吸収されずに体外へ排出されるため、食物繊維と呼ばれています。


イヌリンの効果

  1. 食後血糖値の上昇を抑制
    →糖の吸収をゆるやかにさせます。
  2. 腸内環境を改善
    →イヌリンは水溶性食物繊維であり、腸の中の善玉菌のエサになることで、腸内環境を整えてくれます。聞き覚えがあるビフィズス菌などを増やしてくれます。
  3. 免疫力が上がる
    →善玉菌がイヌリンを食べていき、大腸で短鎖脂肪酸が多く作られることで免疫力が高まりやすくなると言われています。

その他にも、認知機能が改善したと言われる研究結果もあり、人間の体にとって良い効果がたくさんあります。

今回紹介したイヌリンを多く含んでいるのが菊芋になります。見た目はショウガの様ですが、多糖類の一種であり、味は甘めです。

料理例では

・菊芋の素揚げ ・菊芋の煮物 ・菊芋の味噌汁 ・菊芋のきんぴらごぼう

などなど、普段の料理にとても合います。

個人的は最近夜など寒い日が多くなってきており、味噌汁にして食べると、とてもおしかったです。

調理例1 調理例2 調理例3

※インターネット画像引用


その他では手軽に取り入れることができる粉末タイプの物があります。

粉末1 粉末2

価格も安価で、近くのスーパーやドラックストアなどで販売していることが多いです。長く健康な生活を過ごしていくための方法の一つとして、取り入れていただけたら幸いです。糖尿病に負けないように一緒に頑張っていきましょう。

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