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定期的な眼圧検査の必要性

最近テレビなどで、眼圧と言う言葉を耳にする事があると思います。言葉は知っていても何を測定しているのかわかりづらいと思います。眼科で、「目に空気を当てますね!」などと言っていきなり目に空気を当てられ、びっくりする検査です。よく患者さんからこの検査苦手などと言われます。実は私も測定されるのは苦手です。

さて、何を測定するのか説明すると、名前の通り眼球の内部の圧力を測定しmmHgで表記します。眼球は形状を保つために一定の弾力が必要です。また角膜などの血管の無い透明な組織を栄養とするために目の中を房水(ぼうすい)と言われる水が循環しています。その房水の生産と水が流れだす為の排出路のバランスで眼圧を一定に保っています。


  • 眼圧が高い場合

    房水の生産量が多い、又は排出路が狭い(構造上の問題)、目の中の炎症などが原因
  • 眼圧が高い病気

    閉塞隅角緑内障、ぶどう膜炎 緑内障発作 前房出血 特定な薬剤の影響
    その他炎症
  • 眼圧が正常の場合でも起こる病気

    正常眼圧緑内障

    「眼圧の正常値 10~20mmHg)


眼科では、正常な方でも初診時と3ヶ月に一回は眼圧を測定させて頂いています。

現在、日本人の40歳以上の30人に一人は緑内障をもっていると言われています。また、光がぎらぎらまぶしい、急に霧がかかったように見にくい、吐き気、頭が痛い、目が痛い、などの症状が2つ以上ある場合は眼圧が高い事がありますので、眼科の受診をおすすめします。

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