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ポジショニング、はじめの一歩

日々の臨床の場面で、ポジショニングについて悩む機会は多いと思われます。そんな場面で、少しでも、参考になる知識や技術を紹介します。


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  1. 定義
  2. 褥瘡とは
  3. 褥瘡発生要因(外的要因)が生じやすい場面
  4. ポジショニングで得られる事は?
  5. 荷重移動(体圧移動)の原理
  6. ベッド上臥位のポジショニング方法
  7. 引用・参考文献


定義

体位変換とは・・・・・・

ベッド、椅子などの支持体と接触しているために体重がかかって圧迫されている身体の部位を、身体が向いている方向、挙頭の角度、身体の格好、姿勢などを変えることによって移動させること。

ポジショニングとは・・・

運動機能障害を有する者に、クッションなどを活用して身体各部の相対的な位置関係(アライメント)を設定し、目的に適した姿勢(体位)を安全で快適に保持すること。

日本褥瘡学会ホームページ、用語集より引用


褥瘡とは

  • 圧迫や圧迫とずれが組み合わさった結果、骨突出部の皮膚や皮下組織に限局して生じた損傷である。
  • 多くの介在要因や憎悪因子も褥瘡と関連付けられているが、それらの因子の重要性はまだ解明されていない。

※ 参照文献 1


床ずれのできやすいところ

※ 参照文献 4


褥瘡発生要因(外的要因)が生じやすい場面

  1. 臥位での姿勢保持、体位交換、姿勢修正
  2. ベッド機能での起居、下ろし(背上げ・背下げ)
  3. ベッド上座位保持
  4. 移乗
  5. 車いす上座位保持
  6. 車いす移動
  7. 車いす座位活動(食事、レクリレーション等)
  8. リハビリ室や病棟でのリハビリ時
  9. トイレ、入浴時
  10. 座位活動での趣味、屋外活動


ポジショニングで得られる事は?

ポジショニング

※ 参照文献 4


荷重移動(体圧移動)の原理

荷重移動の原理

身体各部を動かす、介助する、サポートすると必ず荷重の移動が生じる。荷重移動は、体圧の移動を伴う。

※ 参照文献 4


ベッド上臥位のポジショニング方法

※ 参照文献 4


圧迫・摩擦・ズレの解消

※ 参照文献 4


引用・参考文献

  1. EPUAP(ヨーロッパ褥瘡諮問委員会)&NAUAP(米国褥瘡諮問委員会)著者
    宮地良樹,真田弘美監訳:
    「褥瘡の予防&治療」“クィックリファレンスガイド.㈱ケープ発行.2010,9.
  2. 厚生省老人保健福祉局老人保健課監修:
    褥瘡の予防・治療ガイドライン.照林社.
  3. 日本褥瘡学会実態調査委員会報告1:
    療養場所別褥瘡有病率,褥瘡の部位,重症度(深さ).褥瘡会誌.10:153-161.
  4. 北出貴則監修:
    明日から役立つ、ポジショニング実践ハンドブック
    アイ・ソネックス株式会社発行.2014
  5. 床ずれ対策実践コンパクトガイド.株式会社ケープ発行.2010
  6. 日本褥瘡学会編集:
    在宅褥瘡予防・治療ガイドブック.照林社.2008

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